腎臓移植とは、ほかの人の腎臓を体の中に移植することで、腎臓の働きを回復させる治療法です。
脳死と診断された方、心臓が停止された方にご提供いただいた腎臓を移植する献腎移植と、親族等から腎臓提供される生体腎移植の2つの方法があります。 (※ 生体腎移植については各医療機関にお問い合わせください。)
献腎移植を希望される方は、日本臓器移植ネットワークにご登録のうえ、待機していただきます。2023年4月現在、全国の献腎移植希望登録者数は13,757人です。一方、2022年の腎臓移植件数は198件 (提供者数102人) でした。
また、2022年度の奈良県内における移植希望登録者数は161人であるのに対して、県内での移植件数は2件でした。
献腎移植を受けられた方の平均待機期間(登録日から移植日までの期間)は5,388.7日(約14年9ヶ月)となっています。(2002年1月~2019年12月の平均)
患者さま
透析または通院している医療機関の主治医にご相談ください。
透析施設、医療機関
受診施設様から地域医療連携を通して、奈良県立医科大学附属病院 泌尿器科の予約をお取りください。
地域医療連携室宛の診療情報提供書(兼)初診予約診療登録票の紹介目的は
『新規献腎登録希望』としてください。
地連予約専用FAX番号:0744-23-9901
泌尿器科地域連携予約日
火曜日 (第2,4,5週のみ):米田 龍生 医師
金曜日 :米田 龍生 医師、堀 俊太 医師
予約をお取りいただく際に「腎臓移植希望者登録用紙」と「診療情報提供書(紹介状)」 を併せてご送付(FAX)いただき、原本は診察日当日に患者さまに持参していただくようお渡しください。
(お手元に「腎臓移植希望者登録用紙」と「診療情報提供書(紹介状)」が無い場合は、お電話またはメールにてご連絡ください。必要書類を郵送、もしくはメールにてお送りいたします。)
奈良県臓器バンク:0744-25-3883, narazoukibank@gmail.com
患者さま
登録可否の医学的判断をするために、移植施設である奈良県立医科大学附属病院を受診していただきます。また、医師の診察と併せて、コーディネーターより移植希望登録についてご説明いたします。
登録に必要な採血検査の予約をお取りいたします。採血検査の日までに
上記の2つをお支払いください。(詳しくはコーディネーターよりご説明いたします。)
診察日の持ち物:Step. 1 の「腎臓移植希望者登録用紙」
「診療情報提供書(紹介状) 」
患者さま
奈良医大附属病院 泌尿器科外来にて、採血を行います。当日は、泌尿器科外来受付に直接お越しください。